KZM100A オンラインマニュアル
動作設定の変更
KZM100Aの動作設定変更をシリアル通信アプリからの操作で行うことができます。
"$"を入力すると下記の利用者メニューが表示されます。
[0]:unit
[1]:interval
[2]:scroll on/off
[c]:calibration
[f]:factory reset
[q]:quit
[0] 風速の表示単位変更
"0"を入力すると下記のメニューが表示されます。
[0]:m/s
[1]:km/h
[2]:kt
希望する風速の単位を選択してください。出荷時の設定は[m/s]です。
[1] 出力間隔の変更
"1"を入力すると下記のメニューが表示されます。
[0]:long(2s)
[1]:middle(1s)
[2]:short(0.1s)
希望する計測結果出力間隔を選択してください。出荷時の設定は long(2s)です。
[2]スクロールのオン・オフ
"2"を入力すると下記のメニューが表示されます。
[0]:off
[1]:on
"0"を入力すると測定結果の出力が改行されなくなります。"1"を入力すると測定毎に測定結果の出力が改行されます。出荷時の設定は on です。
[c] キャリブレーション
"c"を入力すると下記のメニューが表示されます。
** CAUTION **
Don't calibrate without preparation!!
[c]:calibration
[q]:quit
"c"を入力すると、装置のキャリブレーションが開始され1分ほどで終了します。
"q"を入力すると風速の測定に戻ります。
※注意
- 出荷時にキャリブレーションされています。むやみにキャリブレーションを実施しないでください。風速の計測値が明らかに正しくない場合のみ実施してください。
- キャリブレーションは、完全に空気の移動がない屋内で実施してください。空調も全て止めてください。
- キャリブレーションは本体の周囲30センチ以内には何もない状態で実施してください。
- キャリブレーションは設置の際に使用するモジュラーケブルと同じ長さのモジュラーケブルを使用して実施してください。
[f] 出荷時状態へのリセット
"f"を入力すると下記のメニューが表示されます。
factory reset.
Are you sure? (y/n):
"y"を入力すると、キャリブレーション状態を含めた全ての設定が出荷状態にリセットされます。
[q] 利用者メニューの終了
"q" を入力すると、利用者メニューを終了し風速の計測に戻ります。
取り扱い上の注意
- 落としたり、乱暴に取り扱わないようにしてください。本体形状が狂うと正しく計測できなくなります。特に本体上下部分を持ってひねるようなストレスは加えないように注意してください。
- 清掃の際にはアルコールやシンナーを使わないでください。本体のラッカー塗装に影響があります。
- 分解・改造はしないでください。